−八戸−

Last Update >> 2004.1.29

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八戸駅 八戸藩お殿様弁当 吉田屋 2004.1.29

 掛け紙に歴代八戸藩主の名前と丁寧な解説が入っていたりするものの、八戸南部氏にゆかりの中身でかためてあるわけではなく、八戸という土地にゆかりのものでかためてある「上幕の内弁当」という感じ。山のものも海のものも色々入っていて、八戸というのは豊かなところなんだなと実感させられる。
 でも、これに付いてくる南部せんべいっていうのは、本来お米がとれない土地で麦を主食とするために生まれてきたせんべいのはずで、だから「せんべい汁」なんていう郷土料理があったりもするわけでして。
 昔は庶民にはとても手の届かなかったものばかり……という意味でも、「お殿様弁当」なのかもしれないなぁ。






八戸駅 まるごと倉石村 伯養軒八戸 2003.12.1

 既掲載の「倉石牛めし」と同じコンセプトから生まれてきた、倉石村と伯養軒のコラボレーション駅弁。こちらは倉石村の産物を集めて作ったという、一種のプレゼンテーションとしての意味も持つ。
 雑穀(アマランサス)の炊き込まれたご飯に、長芋、牛肉、林檎を3本の柱としたおかずの構成。どれも工夫を凝らして上質に作られており、見て味わって考えて楽しい、地域振興系駅弁としてお手本にもなる優等生。この弁当で倉石村を知り、好印象を抱いた人は少なくないはず。あえて欠点を挙げるなら、量の面でやや物足りないことだけ。






八戸駅 紅鮭はらこめし 吉田屋 2003.7.12

 はらこめしといっても、阿武隈川下流域の郷土料理とは別物。名前にあやかったものと考えられる。白いごはんに焼いたハラスとイクラをどっちゃり乗せた「鮭めし」。ものすごい量のイクラもさることながら、鮭は塩加減も良く脂が乗っている。3切れと言わず、もっとたくさんほしかった。イクラをとりこぼしなく食べるためか、スプーンが付けられているのは親切。






八戸駅 倉石牛めし 伯養軒八戸 2003.6.29

 青森県三戸郡倉石村と伯養軒のコラボレーション企画による東北新幹線八戸延伸迎撃部隊。倉石村特産の和牛PRという一面もあってか、はっきり言って「肉勝負」の弁当。焼いた牛肉は下味すらほんのりとしか付いておらず、別添えの醤油たれはあっさりした感じ。お肉の品質に自信がなければこういう作り方はできないはずで、作り手の気合いと自信を感じる。牛肉好きの人にはぜひおすすめしたい一品。






八戸・盛岡駅 はやて弁当 日本レストランエンタプライズ 2002.12.26

 僕が買ってきたのはアルマイトの弁当箱に入った初回20000個限定版。地味な見た目と裏腹に、中身の方はかなりしっかりと充実していて、安心して人におすすめできます。ただ、例によってNRE、ちょっと感覚がズレてます。60年代テイストの弁当というコンセプトなのに、なんでこんな上品な味付けしちゃいますか……

※2003.1.26追記 でも紙箱入りパッケージの方だと、この味付けでないと雰囲気壊れるかも、と思った。




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