−東北−

Last Update >> 2004.10.7

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花巻駅・新花巻駅 特製お弁当 まるろく 2004.9.7

 花巻駅の駅弁売り場の商品写真を見ているとどれもこれも幕の内で、さてどれを買おうかと途方に暮れる。そんな時は「一番安いのを買うべし」という故・宮脇俊三翁の言葉を思い出し、一番安いのを買った。
 これといった特徴の無い、特に駅弁に期待しない人が連想する「駅弁幕の内」の典型のようなものなんだけれども、ポイントは価格。中身はちゃんと駅弁クオリティで、おかずは結構盛りだくさん。630円と聞けば印象はだいぶ変わるはず。






酒田駅 特製ササニシキ弁当 酒田弁当販売 2004.8.30

 見た目はなんてことない幕の内なんだけど、名前に注意。この弁当はお米を食べるのがメインの弁当と心得て食べるべし。最近は冷害に弱いということで生まれ故郷の宮城県ですら作付面積が減り、実は食べる機会が案外減っている混じりっけなしのササニシキ米を、これでもかというほど噛みしめて味わえる。
 「米なんてどれも同じ」と思っている人は、なおさら注意して食べてみてほしい。「ああこれがササニシキだったのか」と思えるはず。






大谷海岸駅 三陸魚こ弁当 あさひ鮨 2004.1.13

 京王百貨店2004年「対決」肝煎りの新製品。業者は宮城県内で評判の良い有名な寿司屋で、気仙沼線大谷海岸駅は海水浴場が目の前にあり「道の駅」が併設されているから、その駅の選定から見て、おそらく本気で売るつもりだろう。
 「対決」のテーマは魚の親子弁当で、気仙沼からは鮭。いずれも鮭とイクラを使った押し寿司3貫にちらし寿司、鮭とイクラのお造り。押し寿司の中にイクラをちりばめるなど工夫を凝らしてある。良くも悪くも「寿司屋の弁当」で、インパクトより仕事の丁寧さの方が先に目につく。イクラがもう少し多いと見た目も派手だったかな?






青森・仙台駅 むつ湾産帆立釜めし 伯養軒青森(仙台) 2003.7.22

 最近の伯養軒は、特定駅に向けて開発した商品も、ウケると他の駅でも売り始める。僕が手にしたこれも仙台工場製だったけれど、元々青森駅向きに開発されたものなので、「駅弁」という食べ物の趣旨に沿い、青森駅弁として紹介します。
 ゴロゴロと入った小さな帆立たちは量も十分で見た目も楽しい。数年前に食べた時より改良されたようで、ご飯のダシが強くなっていた。






峠駅 峠の力餅 最上屋 2003.6.24

 1日6往復しか停車列車の無い峠駅で、いまだ立ち売りを続けることで知られる力餅。峠駅17:42発719系5000番台上り福島行きの車内から購入。窓は開くものの下降式なので、ドアボタンを押して買った。車掌さんはこちらの様子を見ていて、発車を待っていてくれた。2両編成の強み?
 中身は見ての通り、小振りな大福が8個。中の餡は甘みが控えめの素朴なもので、餅は柔らかくて歯ごたえがあった。






古川・仙台駅 みちのく古川まなむすめ弁当 日本レストランエンタプライズ 2003.6.24

 業者撤退後も駅弁のリクエストが強くあった古川駅に投入すべく、JR東日本の要請でNREが開発したという珍しい(でもこれからは多くなると思われる)経緯で生まれた弁当。発売から三日目に仙台駅で調達。名前の通り古川産「まなむすめ」を使っていて、ご飯が艶やか。おかずは地場のものを集めているものの、カルビ焼、しそ巻き味噌、きんぴら、塩鮭と、味付けの濃いものが多いので、ご飯がもっと欲しくなる。お酒飲む人向きかも?






大館駅 鶏めし 花善 2003.1.20

 写真は京王百貨店駅弁大会バージョン。現地で買うと錦糸卵のかわりに茹で卵をすりつぶしたのが乗ってくるとのこと。味付けは全体にかなり甘めで、鶏のダシがしっかりきいている。






会津若松駅 会津のおばあちゃん 伯養軒会津若松 2002.11.1

 中身は盛りだくさんで、会津駄菓子まで付いて文句ナシだと思うのですが……この弁当に限らず、最近の伯養軒は、「容器」に対する考え方がおかしい気がして、ちょっと気になってます。この弁当箱、大きすぎる上に強度が無さすぎ、手で持って食べるのは難しいと考えた方が良いでしょう。福島駅にも「おばあちゃん」がありますが、そっちは試してません。




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